QGIS/resources/context_help/QgsVectorLayerProperties-ja_JP
2010-06-21 06:31:01 +00:00

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<h3>ベクタレイヤプロパティ</h3>
このダイアログではベクタレイヤに対する設定とプロパティを利用できます。ここには7個のタブがあります:
<p>
<a href="#symbology">シンボロジ</a><br/>
<a href="#labels">ラベル</a><br/>
<a href="#attributes">属性</a><br/>
<a href="#general">一般情報</a><br/>
<a href="#metadata">メタデータ</a><br/>
<a href="#actions">アクション</a><br/>
<a href="#diagram">グラフのオーバーレイ</a><br/>
<a name="symbology">
<h4>シンボロジ</h4>
</a>
レイヤに対するシンボロジを変更する場合、作業したいレイヤの凡例エントリをダブルクリックすると<label>レイヤプロパティ</label>ダイアログが表示されます.<p>
このダイアログではベクタレイヤのスタイルを指定できます.選択されたレンダリングオプションによって地物群を分類することもできます.
<h5>凡例タイプ</h5>
QGISはベクタ地物表示を制御するための多くのシンボロジレンダラをサポートしています。現在は以下のレンダラが利用可能です:
<ul>
<li><label>共通シンボル</label> - 単一のスタイルをレイヤの全てのオブジェクトに適用します.
<li><label>目盛り付きシンボル</label> - レイヤのオブジェクトは指定フィールドの値を分類した値にしたがって異なる描画方法で表示されます.
<li><label>連続色</label> - レイヤ内のオブジェクトは指定フィールドの数値の値によって連続した色の階調内で分類された色を使って描画されます.
<li><label>固有値</label> - レイヤ内のオブジェクトは指定フィールドの値を使って、それぞれの値別に定義された描画方法を利用して表示されます.
</ul>
<h5>新シンボロジー</h5>
レイヤの描画に新しいシンボロジーを利用したい場合は<label>新シンボロジー</label> ボタンをクリックしてください.
<h5>ベクタ透過性</h5>
QGISではそれぞれのベクタレイヤに透過性を指定することができます. これは<label>透過性</label>スライダを動かして指定できます. この機能は多くのベクタレイヤを重ね合わせ表示する場合にとても便利です.
<h5>スタイルの保存</h5>
レイヤの描画スタイルを定義した場合レイヤスタイルを別ファイルとして保存できます(*.qmlで終わるファイル名で).<label>スタイル保存...</label>ボタンをクリックするとこの機能を実行できます.言うまでもなく<label>スタイルロード...</label> ボタンで保存したレイヤスタイルファイルをロードできます.<br/>
もしあなたがあるレイヤがロードされる時はいつも特定のスタイルを利用したい場合は<label>既定値として保存</label>ボタンをクリックするとスタイルを既定値にできます. さらにあなたが変更したスタイルに満足できなかった場合は<label>既定のスタイルに戻す</label>ボタンを使うと既定のスタイルに戻すことができます.
<a name="labels">
<h4>ラベル</h4>
</a>
ラベルタブでは地物のラベル表示やフォント、配置、スタイル、アラインメント、縁取り(バッファリング)などラベル表示に関する様々な設定を行うことができます.<br/>
<label>ラベル表示</label>チェックボックスをチェックするとラベルを表示できます.
<h5>基本ラベルオプション</h5>
ラベルに表示するフィールドを選択して下さい.<p>
フォントと色を設定するためには<label>フォント</label> と <label>色</label>ボタンを選択して下さい. さらにテキストラベルの角度と配置方法を設定することができます.<p>
もしラベルが複数行にわたる文字列の場合<label>複数行のラベルですか?</label>をチェックしてください. QGISは本物の改行コードをラベルフィールド中でチェックして、それにしたがってラインブレークを挿入します.本物の改行コードはシングルキャラクタの\nです(バックスラッシュ\と文字nのような2個の分割されたキャラクタではありません).
<h5>配置</h5>
ラベルの配置を変更する場合 <label>配置</label>グループにあるラジオボタンを選択して下さい.
<h5>フォントサイズ単位</h5>
<label>フォントサイズ 単位</label>では <label>ポイント</label>か<label>地図上の単位</label>を選択できます.
<h5>バッファラベル</h5>
ラベルをバッファするとはラベルを目立たせるために背後に取り囲む描画をすることを意味します.ラベルをバッファする手順は以下のとおりです:
<ol>
<li><label>バッファラベル</label>チェックボックスをクリックしてバッファリングを有効にします.
<li>バッファを行うサイズをスピンボックスを使って指定します.
<li><label>色</label>をクリックして色を選択します.カラーセレクタで利用したい色を選びます.必要ならばバッファの透過度を指定することもできます.
<li><label>適用</label>をクリックすると変更状況を地図で見ることができます.
</ol>
注 もしそのほうがよければバッファのサイズを地図上の単位で指定することも可能です.
<h5>データで定義された配置,プロパティ,バッファ,位置</h5>
<label>ラベル</label>タブの残りのエントリーはラベルの見かけをレイヤの属性値を使って制御します. <label>データで定義された</label>で始まるエントリはラベルのためのすべてのパラメータをレイヤのフィールドの値を利用します.
<a name="attributes">
<h4>属性</h4>
</a>
<label>属性</label>タブでは選択されたデータセットの属性を操作できます. <label>新規カラム</label> と <label>カラム削除</label>ボタンはデータセットが編集モードの時に利用できます. バージョン1.6以上のGDALがインストールされている場合OGRライブラリは新規カラムの追加をサポートしますが削除はできません.さもなければPostGISレイヤのカラムのみが編集可能です.<p>
<label>編集モード切替</label>ボタンは編集モードを切り替えます.<p>
属性タブには編集ウィジェットカラムがあります. このカラムは指定された属性テーブルカラムに追加することを許される値の定義または値の範囲の定義を行います. If you click on the <label>ウィジェットの編集</label> ボタンをクリックするとダイアログが開き異なるウィジェットを定義できます. このようなウィジェットがあります:<br/>
<ul>
<li><label>行編集</label>シンプルテキストを入力可能な編集フィールド (または数値フィールドの入力数値を制限する).
<li><label>分類</label> プロパティダイアログシンボロジータブで凡例タイプとして<label>ユニーク値</label>を選択した場合は分類された値のコンボボックスを表示します.
<li><label>範囲</label> 指定範囲の数値の入力を許可します.編集ウィジットはスライダーかスピンボックスを利用できます.
<li><label>ユニーク値</label> ユーザーはすでに属性テーブルに入力されている値からのみ選択できます. <label>編集可能</label> がアクティブになるとオートコンプリートつきで付加情報可能なラインエディットが表示されます.そうでなければコンボボックスが利用されます.
<li><label>ファイル名</label> ファイル選択ダイアログによって追加されるシンプルな選択.
<li><label>バリューマップ</label> 事前に定義された項目のコンボボックスです.値は属性に格納されます、説明はコンボボックスで表示されます . 値は手作業またはレイヤ、csvファイルからロードして定義できます.
<li><label>列挙</label>カラムの型で利用できる値のコンボボックスを開きます.この機能は現状ではpostgresプロバイダーでのみ利用できます.
<li><label>変わらない</label>変わらない属性カラムはリードオンリイです.ユーザーは内容を変更できません .
<li><label>非表示</label> 非表示属性カラムはユーザーに見えません.
<li><label>チェックボックス</label> チェックボックスが表示されます. 値は属性が入力されたチェックボックスの状態を表します.
<li><label>テキスト編集</label>マルチラインのテキストが編集できるテキスト編集フィールドが表示されます.
</ul>
<a name="general">
<h4>一般情報</h4>
</a>
一般情報タブでは表示名やスケール依存レンダリングオプション、ベクタファイル(OGRがサポートする形式とPostGISのみ)への空間インデックスの作成と指定ベクタレイヤに対する投影法の確認や設定ができます.<p>
また<label>クエリビルダー</label>を使ってフィルター条件式を設定できます.
<h5>サブセット</h5>
<label>クエリビルダー</label> ボタンを使うとレイヤの地物を条件式に合致したサブセットとして利用することができます.
<a name="metadata">
<h4>メタデータ</h4>
</a>
The <label>メタデータ</label>タブではレイヤについての型と場所、地物の数,地物の型,編集可能な項目の情報が表示されます. レイヤの空間参照系セクションでは提供されている投影法の情報がタブに表示されます. この機能はレイヤ情報を取得するすばやい方法です.
<a name="actions">
<h4>アクション</h4>
</a>
QGISでは地物の属性にもとずいたアクションを提供できます.この機能ではいろいろなアクションを使えます、たとえば地物の属性の値を引数として実行するプログラムやパラメータをwebレポーティングに発信するような機能です. <br/>
アクションは外部アプリケーションをしばしば起動したい時かベクタレイヤのうちのいくつかの情報をwebページベースで閲覧したい場合便利です. 例は属性の値を利用して検索を実行しています.<p>
さらに詳しい情報はユーザーガイドを参照して下さい.
<h5>アクションの利用</h5>
アクションは<label>地物情報表示</label> ダイアログから起動できます.
<a name="diagram">
<h4>グラフのオーバーレイ</h4>
</a>
グラフのオーバーレイタブではベクタレイヤにグラフをオーバーレイ表示できます. この機能を有効にする時は <label>プラグインマネージャ</label>を開いて<label>グラフのオーバーレイ</label>プラグインを選択して下さい. そうするとベクタ<label>レイヤプロパティ</label>ダイアログにグラフの設定を入力する新しいタブができます.<p>
現在のグラフ機能では円グラフと棒グラフと分類された属性値に従ったグラフの大きさの線形スケーリングがサポートされています.